やさしいコンクリートの豆知識 

 コンクリートとは?
 砂と石とセメントと水と混和剤を混ぜたものです。ちなみに、石を除いたものは、モルタルといいます。まだ固まっていないものを「生コンクリート」それを固めて商品にしたものを「コンクリート製品」又は、「二次製品」といいます。
 性質・特性
 セメントと水の比率(水セメント比)で強度及び耐久性が変わります。一般に、セメントが多いと強度・耐久性が上がります。一般住宅の基礎コンクリートの強度は、21N/mm2程度です。コンクリートは圧縮に強くて、引っ張りに弱い性質をもっています。その引張の弱い部分に鉄筋を入れたものを、「鉄筋コンクリート」といいます。
 どうして固まるの?
 セメントの成分のケイ酸三カルシウム・ケイ酸二カルシウム・アルミン酸三カルシウム等と水が混ざり合い(水和反応)、水和物が生じ、強固な物へ変化していきます。又、気温(温度)が高いと早く固まり約−5℃以下では、水和が進まなくなり固まりません。
 耐用年数は?
 品質管理のしっかりした工場(JIS工場)で製造されたものは、100年以上もつといわれています。ただ、施工の段階でまちがった取り扱いをすると(加水など)著しく品質が低下します。

つづく

 

 納入実績

 
*喜茂別登山道の沢


*単身者向け公営住宅